リハビリテーション
理学療法
主に座る、立つ、歩くなどの基本的な動作の練習をしています。それ以外にも、温熱療法などを用いた鎮痛、呼吸リハビリ、患者様の残存能力をいかした介助方法の検討、家屋の手すり設置の提案などの生活環境の調整など行っています。
患者様が再び自分らしい生活に戻って頂くことを目標に関わります。
患者様が再び自分らしい生活に戻って頂くことを目標に関わります。
スタッフ
現在60名の理学療法士が在籍しています。(2020年10月時点)
活気ある雰囲気の中、全スタッフが日々熱意を持って患者様の回復に向け取り組んでいます。
当院では地域の高いニーズに応えるべく、2013年10月に225床から425床へ病床数を拡大し、回復期リハビリ病棟151床、障害者病棟212床、緩和ケア病棟22床、さらに産科・小児科を新たに開設し、再スタートを切りました。そして、より専門性の高い集中的なリハビリが提供できるよう、総勢90名を越えるセラピストと約600㎡を越える広々としたリハビリスペースを充実させ、お一人でも多くの患者様に質の高いリハビリを受けて頂ける体制を整えてきました。
回復期リハビリでは、退院後の生活場面をより深く想定し、ご自宅での動作確認や家屋改修案の提案、家事動作練習や買い物練習、電車やバスなどを使った屋外練習など、より実践的なリハビリを積極的に取り入れています。また、障害者病棟や緩和ケア病棟では、患者様お一人おひとりがその人らしい姿で安楽な療養生活を送って頂けるよう、少しの妥協も許さず、全力でリハビリをさせて頂いています。さらに、産科リハビリでは、当院で分娩されたすべての方へ、腰痛や尿もれなどの妊娠・出産に伴うお体のトラブルに対し、女性のリハビリスタッフによる指導や徒手的な介入をさせて頂いています。
当院には、リハビリを目的に、様々な疾患の方や幅広い病期の方がご入院されています。そのような患者様に対し、私たちは個別のニードに合わせたまさに「オーダーメイド型」のリハビリテーションの提供に力を注ぎ、これからもお一人でも多くの患者様が笑顔になれるような病院を目指します。
活気ある雰囲気の中、全スタッフが日々熱意を持って患者様の回復に向け取り組んでいます。
当院では地域の高いニーズに応えるべく、2013年10月に225床から425床へ病床数を拡大し、回復期リハビリ病棟151床、障害者病棟212床、緩和ケア病棟22床、さらに産科・小児科を新たに開設し、再スタートを切りました。そして、より専門性の高い集中的なリハビリが提供できるよう、総勢90名を越えるセラピストと約600㎡を越える広々としたリハビリスペースを充実させ、お一人でも多くの患者様に質の高いリハビリを受けて頂ける体制を整えてきました。
回復期リハビリでは、退院後の生活場面をより深く想定し、ご自宅での動作確認や家屋改修案の提案、家事動作練習や買い物練習、電車やバスなどを使った屋外練習など、より実践的なリハビリを積極的に取り入れています。また、障害者病棟や緩和ケア病棟では、患者様お一人おひとりがその人らしい姿で安楽な療養生活を送って頂けるよう、少しの妥協も許さず、全力でリハビリをさせて頂いています。さらに、産科リハビリでは、当院で分娩されたすべての方へ、腰痛や尿もれなどの妊娠・出産に伴うお体のトラブルに対し、女性のリハビリスタッフによる指導や徒手的な介入をさせて頂いています。
当院には、リハビリを目的に、様々な疾患の方や幅広い病期の方がご入院されています。そのような患者様に対し、私たちは個別のニードに合わせたまさに「オーダーメイド型」のリハビリテーションの提供に力を注ぎ、これからもお一人でも多くの患者様が笑顔になれるような病院を目指します。
スタッフ教育
教育はチーム毎に分かれ小集団制で行っています。月に2回以上の割合で実技練習などを含めた各種勉強会、研修会参加後の伝達講習会、症例検討会を行い、治療技術の向上に日々努力を重ねています。
新人教育
新人はそれぞれ各チームに配属され、そこで教育を受けます。疾患別理学療法の基本的な考え方や実技演習などはもちろんのこと、社会人として最低限身につけておくべきマナーや心構えなどについても教育を受けます。
また、入職後1年間は、必ず先輩セラピストがバイザーとしてマンツーマンで指導を行い、常に先輩たちのアドバイスを受けることができる環境で患者様を担当しています。また、年に数回、所属長やチーム長との面談を行い、過去の振り返りや今後の目標設定、時には悩みの相談など、常にコミュニケーションを大切にした教育を心がけています。
また、入職後1年間は、必ず先輩セラピストがバイザーとしてマンツーマンで指導を行い、常に先輩たちのアドバイスを受けることができる環境で患者様を担当しています。また、年に数回、所属長やチーム長との面談を行い、過去の振り返りや今後の目標設定、時には悩みの相談など、常にコミュニケーションを大切にした教育を心がけています。
訓練スペース
約600㎡ある広々として明るいフロアにPT、OT、STが一同に介してセラピーをしています。
オープンスペースであり、各科の境界がないがゆえ各科の密な情報交換や共働した訓練などが実現できています。
オープンスペースであり、各科の境界がないがゆえ各科の密な情報交換や共働した訓練などが実現できています。
主な理学療法
身体機能訓練
その方の身体状態に合わせて筋力トレーニングや関節運動などを行い身体機能の向上を図っています。
物理療法
温熱療法や水治療法、超音波療法、電気療法など、その方の病状に合わせた療法を適宜取り入れています。
装具診
装具が必要な場合、義肢装具士とともに評価・検討を行います。
歩行練習
介助歩行、杖歩行、伝い歩き、屋外歩行など、今後の生活様式や生活環境に合わせた移動手段の練習やご家族への介助指導を行ないます。
日常生活動作練習
食事、着替え、排泄、入浴動作の練習や動作方法の検討、介助指導などを行います。
屋外練習
公共交通機関の利用、エスカレーターの乗降、買い物など退院後に必要な屋外での動作練習を行います。
家屋訪問
自宅退院を控えた方へ、ご本人やご家族、ケアマネージャー、福祉用具を取り扱う業者などとともに、ご自宅へ訪問させて頂き、動作指導や家屋改修案の提示・福祉用具の提案・介護サービスの提案などを行います。
作業療法
当院の作業療法科では
自宅環境に合わせた動作の練習を行います。(着替え・食事・排泄・入浴・整容動作)
また、動作方法・ 手すり位置など家屋改修案の検討も行ないます。
ご家族へ介助方法の指導を行います。今後担う役割の検討と訓練を行ないます。
(調理・洗濯・掃除・買い物・趣味活動など)
また、動作方法・ 手すり位置など家屋改修案の検討も行ないます。
ご家族へ介助方法の指導を行います。今後担う役割の検討と訓練を行ないます。
(調理・洗濯・掃除・買い物・趣味活動など)
スタッフ
現在15名の作業療法士が在籍しています。(2020年10月時点)
ADL(日常生活動作)練習
食事、着替え、排泄、整容、入浴動作の動作練習や動作方法の検討、介助指導などを行います。
IADL(手段的日常生活動作)練習
調理、洗濯、買い物、掃除動作など自宅復帰に向けて動作練習や環境設定に関わります。
屋外歩行練習
公共交通機関の利用、エスカレーターの乗降、買い物練習(金銭管理チェックなど)
復職に向けて
職場との情報交換、業務を想定しての練習など。
家屋訪問
自宅退院を控えた方へ、本人や家族、ケアマネージャーや業者も同行し、動作指導や家屋改修案・福祉用具・介護サービスの検討を行います。
その他
患者様に合った自助具の作成、車椅子の調整・検討を業者と共同で行います。
言語療法
言語療法とは…
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、脳卒中などの病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚療法ではこのような問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。
スタッフ
現在15名の言語聴覚士が在籍。(2020年10月時点)
まだまだ若いセラピストが多い職場ですが、「患者様の心に寄り添うリハビリを提供しよう」というテーマに基づき、障害の改善と言語療法の質の向上に向け日々、切磋琢磨しています。
まだまだ若いセラピストが多い職場ですが、「患者様の心に寄り添うリハビリを提供しよう」というテーマに基づき、障害の改善と言語療法の質の向上に向け日々、切磋琢磨しています。
言語療法室の紹介
言語療法室は大部屋が1室と個室が3室で構成されており、「協和会スタイル」と呼ばれています。待機している患者様同士で自然と会話が始まることも多いです。
言語療法室でのリハビリの特色
言語療法室の特色は何よりもSTと患者様の「笑顔」に溢れていることです。
実際のリハビリでは絵カードなど言語課題を用いた訓練だけでなく、障害の状態や程度に応じた対話訓練、趣味活動を介した他患との交流、ジェスチャーや描画を利用した代償法の指導など、さまざまな視点から患者様のコミュニケーション能力の向上を目指します。また、患者様の状態に応じて、ベッドサイドや病棟内など様々な場所でのリハビリを行ないます。
嚥下障害(飲み込みの障害)の方には経口摂取の可能性を模索するための評価を実施し、その重症度に応じた嚥下訓練の提供や、より安全な経口摂取に向けた食事指導を行ないます。
実際のリハビリでは絵カードなど言語課題を用いた訓練だけでなく、障害の状態や程度に応じた対話訓練、趣味活動を介した他患との交流、ジェスチャーや描画を利用した代償法の指導など、さまざまな視点から患者様のコミュニケーション能力の向上を目指します。また、患者様の状態に応じて、ベッドサイドや病棟内など様々な場所でのリハビリを行ないます。
嚥下障害(飲み込みの障害)の方には経口摂取の可能性を模索するための評価を実施し、その重症度に応じた嚥下訓練の提供や、より安全な経口摂取に向けた食事指導を行ないます。
院内研修の充実
定期的に研修会を実施し、学術知識や臨床スキルの向上を図っています。各自でテーマを決めて発表をしたり、症例検討などを行い、院内・院外の言語聴覚士と意見の交換を行います。一人一人の患者様から多くを学ばせていただこうという姿勢や熱意は当科の良い持ち味となっています。