よくある質問と回答
緩和ケア病棟について
- 緩和ケア病棟に入院したいのですが、どうすれば良いでしょうか?
- まずは、当院の地域医療連携室にご相談ください。その後、当院の緩和ケア内科を受診いただき、ご本人またはご家族と面談のうえ緩和ケアについてご説明させていただきます。
ご来院の際には、がんの診察または治療を受けた医師の紹介状をご持参いただくとスムースです。
その後、「入院可否の判定会議」で、入院許可が出れば入院となります。
- 緩和ケア病棟に入院するのに、がん告知は必要でしょうか?
- 患者様にはがん告知されていることが必要です。認知症などで理解できなくても形式的に告知が必要です。
- 本人にホスピスや緩和ケア病棟であることを隠して入院できますか?
- 本人が緩和ケア病棟であることを知らなければ、治療に支障が出ますので、納得してもらって入院してください。認知症などで理解できないときは不要です。
- 本人が重症の認知症でも緩和ケア病棟に入院できますか?
- 病院から無断で離院する恐れのある人は入院できません。歩行困難な人は重症の認知症でも入院できます。
- 緩和ケア病棟に入院してもお酒は飲めるでしょうか?
- 緩和ケア病棟に限り飲酒は可能です。主治医にご相談ください。ただし、他の患者様に迷惑をかけるほど醉われるのは困ります。
- 緩和ケア病棟では本人の好きな食べ物を差し入れできますか?
- お好きな食べ物を差し入れしていただくことは可能です。ただし、感染の恐れのあるような生ものは、注意して差し入れをして下さい。いずれも、医師の許可が必要です。
- 緩和ケア病棟で携帶電話やスマホは使用できますか?
- 家族と密に連絡を取れるようにスマホや携帶電話を使用できます。ただし、他の患者様に迷惑になるようなことは控えてください。
- 病院にないような家電製品の持ち込みはできますか?
- 他の患者様に迷惑をかけるものや、電熱器、ナイフ、ハサミなどの危険物以外は、持ち込みはできます。
- ペットと面会したいのですが、可能でしょうか?
- 緩和ケア病棟の個室に入院している場合であって、よく訓練されて、他の患者様に恐怖や迷惑にならないペットであれば、可能です。また総室に入院されている方は、特定の場所で可能です。
- 病院の駐車場はありますか?
- ※駐車場について確認中
- 緩和ケア病棟に入院後、3ヶ月経つと退院しなければなりませんか?
- 当院の緩和ケア病棟は入院期間の制限はありませんが、病状が安定し、疼痛等の苦痛を緩和する必要がなくなれば、在宅療養をおすすめしています。
- 元気になったら一時退院できますか?
- 外泊や退院も可能です。再入院は優先的にできます。
- 面談し、緩和ケア病棟に入院申込したら、緊急時に夜間や休日に診察してもらえますか?
- 当院は救急病院ではないので、夜間・休日の診察は行っておりません。救急時はかかりつけの病院か、救急車を呼んで救急病院に行ってください。そして、当院へ入院が可能になったら、転院していただきます。
- 緩和ケア病棟に入院までの待機期間はどれくらいですか?
- 現在入院している人が何日に退院するか予想が困難ですので、待機期間は解かりません。過去には、直ぐに入院できた時もありますし、3ヶ月待ちの時もありました。
回復期リハビリテーション病棟について
- 入院の際の手順はどのようになりますか?
- 本ホームページの入院までの流れを御一読ください。ご不明な点は、御気軽にお電話ください。
- 他の病院から転院する場合はどのようになりますか。
- 現在ご入院中の病院の医療ソーシャルワーカーにご相談下さい。そして当院の地域医療連携室にお電話くだされば転院に向けて連携を図っていきます。
- どのような症状で入院できるのですか?
- 回復期リハビリテーション病棟は入院する条件が決められています。「表 対象疾患と入院期間」を参考にしていただきご相談ください。病状が安定していない方で積極的な治療が継続して必要な場合、入院が困難となることがあります。
- どれくらいの期間入院できるのですか?
- 「表 対象疾患と入院期間」を御一読下さい。ただし患者様の状態によっては、この表の入院期間よりも早期に退院可能な方もいらっしゃいます。
- 退院後のことが心配ですが・・・
- 当院では各患者様に合ったプログラムを立ててリハビリを進めていき、退院後の方向性を決定していきます。在宅へ復帰される場合は、必要に応じて家屋改修や家族様への介助指導・外泊練習などを実施し、退院援助を行っています。
- どれくらいのリハビリが受けられますか?
- 最大9単位/日(20分/単位)のリハビリを受けることができますが、患者様のご状態により1日当たりの単位数、リハビリの内容などを検討していきます。
- 病棟ではどのような生活を送るのですか?
- 本ホームページの「一日の生活例」を参考にしてください。
- 他の病気になったときはどのような対応をしてくれるのでしょうか?
- 当院の医師が対応します。ただし、当院でおこなえない検査や積極的な治療が必要な場合は、紹介元の病院をはじめ、当法人内の協立病院と連携を図って検査や治療をおこなっていきます。
- 退院先はどのようなところですか?
- ご自宅での生活を再開する方や介護老人保健施設、介護老人福祉施設、有料老人ホームなど施設に入所する方もいらっしゃいます。
- リハビリの内容を教えてください。
- 各部門(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)ごとにリハビリを実施します。また、病棟においても、看護師、リハビリスタッフ、介護職員と共に実際の生活面 で適切な介助をおこなったり、体操や、歩く練習を行うなどの実践的なリハビリが実施されます。
- 他の疾患があっても入院できますか?入院できたとしてその後のフォローが心配です。
- ご状態が安定されていれば入院できます。入院中にご状態に変化が生じた場合は、当院の医師が対応するとともに、紹介元の病院をはじめ当法人内の協立病院と連携を図りながら対応をしていきます。