よくある質問と回答
リハビリについて
- リハビリテーションとはなんでしょうか?
- 語源はラテン語のre(再び)+habilitas(能力)からきているそうで、「失われた能力を回復する」という意味があります。
しかし現在では、障害を「害」とするのではなく、
「その能力をどう生かしていくか」
「その人らしくどう生きていくか」
「残された能力を活かしていくか」
そして、「今ある“自身”をもってどう社会に参加していくか」といったことに焦点が置かれるようになっています。
少しでもそのお手伝いが出来るよう、当院には各種各専門職が関わっています。
- 生活リハビリテーションとは?
- 『生活リハビリ』とはその人の能力を生かせるように日常生活の介助方法を工夫することで心身機能の維持・改善を図っていくことです。
例えば座って食事をとる、トイレで排泄をするなど、その人に合った一日の生活リズムを作り、できるだけベッドから離れて生き生きとした病棟生活を送れるようにすることです。
当院では、生活リハビリの実践のため、リハビリ科と各病棟間で毎週連絡会を行い情報交換をし、生活の中で工夫できることはないか話し合いをしています。また看護・介護スタッフによる起立訓練やレクリエーションなども行っています。
- 理学療法科とは?
- 理学療法は、病気やけがにより身体に障害をもつ方々などに対して、座る・立つ・歩くなどの基本的動作能力の回復を図ることを目的に運動療法・物理療法などを行います。
当院では、院内(回復期・療養)・訪問・老人保健施設などで業務を行っています。
院内では医師・看護師・作業療法士・言語聴覚士・医療ソーシャルワーカーなどと情報交換しながら治療を行っています。
- 作業療法科とは?
- 作業療法の『作業活動』とは、食事・トイレ・着替えなどの身の回りの活動から家事や趣味・仕事など生活に関わる活動全般のことをいいます。
そのような様々な活動が病気やケガ(外傷)などによって困難になった方に、今持っている能力を最大限活かして、新たな生活を送るためにその方に合った下記のような様々な治療・指導・援助をしています。
- 言語療法とは?
- 脳卒中や事故などが原因で、話すことができない、食べることができない、憶えること考えることが苦手になるなどの問題が起こることがあります。
当言語療法科ではこのような症状の改善を目指す訓練や、代償手段を獲得するためのサポートを行っています。
小部屋が3室、大部屋が1室の環境で、言語聴覚士10名が訓練を行ない、必要に応じてベッドサイドにもうかがいます。
- PT、ST、OTって何ですか?
- PTは、physical therapy の略で、理学療法科や理学療法士のことを言います。
OTは、occupational therapy の略で、作業療法科や作業療法士
STは、speach therapy の略で、言語療法科や言語聴覚士です。
訪問リハビリテーションについて
- 訪問リハビリテーションは、どんな職種の方が来てくれますか?
- 当病院の理学療法士または作業療法士が伺います。
- 訪問リハビリテーションは、どの程度来てくれますか?
- 現在は、原則として週に1回で、時間は40分程度です。
土日祝日、年末年始はお休みを頂いています。
- どの地域に来てくれますか?
- 当院では、川西市及び猪名川・豊能町の一部の地域に限ります。
- どの様な方が利用されていますか?
- 2013年3月の時点での利用者様状況です。
- どんな事をしてくれますか?
- 日常で必要な動作の練習(例えば寝返り、歩行、着替え、入浴等)
自主練習などの指導
ご家族様に対する介護方法のアドバイス等
- 利用するのに条件はありますか?どうしたら利用できますか?
- 介護保険で要支援・要介護認定を受けられた方(医療保険による訪問リハは行なっておりません。)
利用開始前に、かかりつけ医から診療情報提供書をいただき、当院医師の外来診察を受けていただく必要があります。(その後は3ヶ月に1回ごと)
まずは、担当のケアマネージャーにご相談下さい。
緩和ケア病棟について
- 緩和ケア病棟に入院したいのですが、どうすれば良いでしょうか?
- まずは、当院の地域医療連携室にご相談ください。その後、当院の緩和ケア内科を受診いただき、ご本人またはご家族と面談のうえ緩和ケアについてご説明させていただきます。
ご来院の際には、がんの診察または治療を受けた医師の紹介状をご持参いただくとスムースです。
その後、「入院可否の判定会議」で、入院許可が出れば入院となります。
- 緩和ケア病棟に入院するのに、がん告知は必要でしょうか?
- 患者様にはがん告知されていることが必要です。認知症などで理解できなくても形式的に告知が必要です。
- 本人にホスピスや緩和ケア病棟であることを隠して入院できますか?
- 本人が緩和ケア病棟であることを知らなければ、治療に支障が出ますので、納得してもらって入院してください。認知症などで理解できないときは不要です。
- 本人が重症の認知症でも緩和ケア病棟に入院できますか?
- 病院から無断で離院する恐れのある人は入院できません。歩行困難な人は重症の認知症でも入院できます。
- 緩和ケア病棟に入院してもお酒は飲めるでしょうか?
- 緩和ケア病棟に限り飲酒は可能です。主治医にご相談ください。ただし、他の患者様に迷惑をかけるほど醉われるのは困ります。
- 緩和ケア病棟では本人の好きな食べ物を差し入れできますか?
- お好きな食べ物を差し入れしていただくことは可能です。ただし、感染の恐れのあるような生ものは、注意して差し入れをして下さい。いずれも、医師の許可が必要です。
- 緩和ケア病棟で携帶電話やスマホは使用できますか?
- 家族と密に連絡を取れるようにスマホや携帶電話を使用できます。ただし、他の患者様に迷惑になるようなことは控えてください。
- 病院にないような家電製品の持ち込みはできますか?
- 他の患者様に迷惑をかけるものや、電熱器、ナイフ、ハサミなどの危険物以外は、持ち込みはできます。
- ペットと面会したいのですが、可能でしょうか?
- 緩和ケア病棟の個室に入院している場合であって、よく訓練されて、他の患者様に恐怖や迷惑にならないペットであれば、可能です。また総室に入院されている方は、特定の場所で可能です。
- 病院の駐車場はありますか?
- ※駐車場について確認中
- 緩和ケア病棟に入院後、3ヶ月経つと退院しなければなりませんか?
- 当院の緩和ケア病棟は入院期間の制限はありませんが、病状が安定し、疼痛等の苦痛を緩和する必要がなくなれば、在宅療養をおすすめしています。
- 元気になったら一時退院できますか?
- 外泊や退院も可能です。再入院は優先的にできます。
- 面談し、緩和ケア病棟に入院申込したら、緊急時に夜間や休日に診察してもらえますか?
- 当院は救急病院ではないので、夜間・休日の診察は行っておりません。救急時はかかりつけの病院か、救急車を呼んで救急病院に行ってください。そして、当院へ入院が可能になったら、転院していただきます。
- 緩和ケア病棟に入院までの待機期間はどれくらいですか?
- 現在入院している人が何日に退院するか予想が困難ですので、待機期間は解かりません。過去には、直ぐに入院できた時もありますし、3ヶ月待ちの時もありました。
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