緩和ケア病棟
緩和ケア病棟のご案内
緩和ケア病棟の特徴
がんの積極的な治療を終えた患者様とそのご家族に対し、様々な痛みやつらさを和らげるよう支援する病棟です。● 痛みやつらさを緩和する治療とケアをします。
● 患者様やご家族の希望を尊重します。
● 患者様のお気持ちや生活を尊重します。
● 多職種とボランティアでチームを構成し協力してケアを行います。
● 継続した援助を行い、行き届いたケアに努めます。
● くつろぎの環境を提供します。
入院の対象となる方
1. がんに対する積極的治療が終了した方。(緩和ケア病棟では抗がん剤治療を行いません) 2. 患者様ご本人に、病名・病状を告知されていることが原則です。 3. 患者様およびご家族が当緩和ケア病棟の方針や条件を理解、了承した上で入院を希望されていることを原則とします。 4. がんによって生じる様々な苦痛があり、入院での緩和ケアが必要である患者様。 5. 認知症があっても徘徊・暴言・暴力行為を伴わない場合は対象となります。 6. 当緩和ケア外来を受診後の在宅療養中の患者様、または当緩和ケア病棟を退院され、在宅療養中の患者様のレスパイト入院(介護者の休息を目的とした短期間入院) |
入院生活について
緩和ケア病棟では、ご自宅での療養に近づけるように病棟の運用を行っています。療養生活が少しでも楽しいものになるように、お花見の会や夏祭り、ハロウィンパーティやクリスマス会など季節のイベントを行なっています。
たくさんのボランティアさんが療養を支えています。
面会について(2024年4月現在)
※緩和ケア病棟のみ、面会のルールが他の病棟と異なります。ご注意ください。[面会時間] 10:30〜20:00
個室は家族の宿泊可(1名まで) 詳細はお問い合わせください。
条件によってはペットの面会も可能です。
面会方法は状況により変更する可能性がございます。ご了承ください。
スタッフ紹介
医師:浦浜 憲永(緩和ケア内科部長)日本緩和医療学会認定緩和医療専門医・指導医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本血液学会認定血液専門医、人間ドック健診専門医、日本医師会認定産業医
医師:薗 潤(病院顧問、緩和ケア内科・禁煙外来兼任)日本緩和医療学会認定緩和医療専門医・指導医、日本死の臨床研究会会員、日本ホスピス・在宅ケア研究会会員、日本タバコフリー学会 代表理事、日本医師会認定産業医
医師:上野 玲(緩和ケア内科・一般内科兼任)専門領域:緩和ケア内科・消化器内科
所属学会:日本緩和医療学会、日本消化器内視鏡学会、日本内科学会
緩和ケア病棟入院の流れ
緩和ケア病棟の入院申し込みは「入院」と「登録」の2つの方法があります。「入院」申し込みは、すぐに緩和ケア病棟への入院を希望される場合となり、入院許可となれば早急に入院日を調整します。
「登録」申し込みは、すぐに入院を希望するわけではないが、将来的に入院したい時が来た時に手続きを簡略しスムーズに入院できるようにしておく方法です。登録となった後は入院したい時に連絡をいただいた後に入院日の調整となります。連絡がなければ入院日の調整は行いません。
「入院」「登録」いずれの入院も、ご希望がある場合はかかりつけ医へお伝えいただき、かかりつけの病院から連絡をしていただくか、当院地域連携室へお電話にてご相談ください。
地域連携室
TEL : 0798-32-1112(代表)FAX : 0798-32-1222
※代表電話ですので、「緩和ケアの入院相談」とお申し付けください。
お電話での相談受付時間
平日 9:00~16:00
土曜日 9:00~12:00
緩和ケア申込書及び判定書
緩和ケア外来に来院する際にご利用ください。病棟職員募集について
詳細については、医療法人協和会求人一覧をご覧頂くか、お電話にてお問い合わせ下さい。
担当:事務部 奥屋(電話0798-32-1112)