医療安全管理委員会
目標
施設内に置いて発生する医療事故やニアミス、施設内での職員の事故事例について原因を分析し、その予防・対応策等の推進を図る。また、究明された内容は日常生活に反映させ、安心・安全な医療・療養環境を提供する。
役割
- 発生した事故等の対応
- 医療事故等の予防対策の検討決定
- 医療事故の防止に役立つ情報の収集活動
- 医療事故、紛争予防のための研修・教育の企画
- 法人医療安全対策委員会との連携
活動
定例会議 月1回開催
定例事例検討会 月1回開催(看護部と合同)
*事例の内容によっては、その部署のリスクマネージャーが参加しています。
定例事例検討会 月1回開催(看護部と合同)
*事例の内容によっては、その部署のリスクマネージャーが参加しています。
構成メンバー
事務部(長) | |
医師 | 1名 |
看護部 | 3名 (看護部長 看護次長 看護主任) |
薬剤師(科長) | 1名 |
管理栄養士(科長代理) | 1名 |
地域医療連携室(課長代理・社会福祉士) | 1名 |
放射線技師(科長代理) | 1名 |
作業療法士(科長代理) | 1名 |
庶務課 | 1名 |
日常業務の中で起こったヒヤリ・ハット、インシデント・アクシデントの事例を「インシデント管理」というシステムに入力し委員会に報告します。このシステムは、各部署のどのパソコンからも入力ができるようになっています。
事故レベルは7段階で報告します。
事故レベルは7段階で報告します。
ヒヤリ・ハット | レベル0 | 間違ったことが起こりそうだと気付いた(コミュニケーションエラー 書類 医薬品の紛失や破損など) |
インシデント | レベル1 | 間違ったことが起きたが、患者に変化がなかった |
レベル2 | 間違ったことが起こり、患者のバイタルサインに変化が生じたり、観察強化が生じた | |
レベル3a | 事故により、検査や一時的な治療が生じた(消毒 湿布 ガーゼ保護 鎮痛剤 与薬など) | |
アクシデント | レベル3b | 事故により、継続的な治療の必要が生じた(骨折 転院 手術 人工呼吸器など) |
レベル4 | 事故により障害が残った | |
レベル5 | 事故が死因となった |
レベル3b以上は必ずSHELL分析をします。それ以外に報告書の中から、重大な事故に発展する可能性のある事例は、聞き取り調査やSHELL分析を行い、必要な改善を行います。周知が必要な対策や注意喚起が必要な事例は、院内LANを使って全部署に配信し、再発防止に努めています。
また、医療安全推進月間を年3回設定し、医療安全ラウンドや医療安全標語を職員から募集し、その標語をポスターにして掲示するなどして啓蒙活動を行っています。
また、医療安全推進月間を年3回設定し、医療安全ラウンドや医療安全標語を職員から募集し、その標語をポスターにして掲示するなどして啓蒙活動を行っています。