緩和ケア病棟
ご挨拶
千里中央病院は2008年10月1日に療養型の病院としてオープンしました。そして地域のニーズに応えて、2008年11月1日から、緩和ケア病棟をオープンしました。
本来の緩和ケアはがんと診断された時から行うものですが、千里中央病院は療養型病院でありますので、積極的がんの治療が終わり、緩和ケアに専念する病院であります。
できるだけ在宅療養と同じ生活ができ、また病状が悪化した時は在宅療養より安心できるという生活を目指しています。
本来の緩和ケアはがんと診断された時から行うものですが、千里中央病院は療養型病院でありますので、積極的がんの治療が終わり、緩和ケアに専念する病院であります。
できるだけ在宅療養と同じ生活ができ、また病状が悪化した時は在宅療養より安心できるという生活を目指しています。
緩和ケアとは
がんの病気から起こってくる「体のつらさ」「心のつらさ」を医学的に精神的に和らげて、出来るだけ快適な生活が送れるようにすることです。
そのために、緩和ケアチームが総合的に患者様を支援します。千里中央病院の緩和ケア病棟では、末期がんで治療法がないか、あるいは辛い治療を受けたくないと思っている患者様とご家族に対して、身体的問題(痛み、倦怠感、食欲不良など)、心理社会的問題(病気に対する心配ごと、家族関係の問題など)に関して正しく評価を行ない、それらの問題を改善することで、生活の質を向上することにめざします。
また患者様とご家族の大切な時間を有意義に過ごせるように努めます。
そのために、緩和ケアチームが総合的に患者様を支援します。千里中央病院の緩和ケア病棟では、末期がんで治療法がないか、あるいは辛い治療を受けたくないと思っている患者様とご家族に対して、身体的問題(痛み、倦怠感、食欲不良など)、心理社会的問題(病気に対する心配ごと、家族関係の問題など)に関して正しく評価を行ない、それらの問題を改善することで、生活の質を向上することにめざします。
また患者様とご家族の大切な時間を有意義に過ごせるように努めます。
私たちが行っている治療とは
- 症状の緩和:緩和ケアチームが、専門的知識で様々な「症状の緩和」※を行います。
- 栄養管理:管理栄養士が、患者様の希望や症状にあった食事で、栄養管理を行います。
- 服薬管理:薬剤師が専門的なきめ細かい薬の説明を行います。
- 心のケア:患者様ごとに担当看護師グループを決めて、心のケアも行います。
- 体力のケア:理学療法士がマンツーマンで指導します。
- アロママッサージ:有資格者がボランティアでマッサージをします。
- その他の診療科の往診:整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科などが定期的に往診します。
- 身の回りのお手伝い:病院ボランティアスタッフがお手伝いします。
※ がんによる症状として、痛み、息苦しさ、嘔気、倦怠感、食欲不良、寝たきりなどの様々な苦痛があります。ほとんどが治療可能ですが、治療の効果がない場合は、最後の手段ですが、麻酔剤などで強力に鎮静することがあります。
緩和ケア病棟パンフレット
入院を希望される方へ
「入院のご案内」、「よくある質問」をご覧ください。
緩和ケア病棟 入院時にご持参いただくもの
寝巻き(パジャマ) 2~5組程度
下着・靴下が必要な場合、2~5組程度をご用意ください。
バスタオル・フェイスタオル は入浴時に使用します。(各4~5枚)
洗濯物を入れる袋(ビニール袋または防水のエコバックなど)
歩行される方や車椅子の方は 、全体を覆う靴をご用意ください (スリッパは危険です)
うがい可能な方:歯ブラシ・歯磨き 粉 ・ コップ
うがいが困難な方:口腔ケアジェル
義歯をお使いの方:ケース・洗浄剤
うがいが困難な方:口腔ケアジェル
義歯をお使いの方:ケース・洗浄剤
箸、スプーン、コップは毎食病院で用意しています。
食事エプロンが必要な方、専用のスプーンをお使いの方、とろみ剤ご使用中の方は入院時にご持参ください。
食事エプロンが必要な方、専用のスプーンをお使いの方、とろみ剤ご使用中の方は入院時にご持参ください。
ひげそりをご利用の方は電動シェーバー(ひげそり)をご持参ください。
(カミソリは持ち込み禁止です)
(カミソリは持ち込み禁止です)
ティッシュペーパーをご持参ください。
ボックス型が使いやすいでしょう。
ボックス型が使いやすいでしょう。
総室でのテレビ等のご使用にはイヤホンを使用していただきます。
「留意事項」と病院からのお願い
- 病室内の床頭台の収納スペースには 限りがあります。
- 患者様の安全面・清潔面を守るためにもご持参物は最小限にお願いします。
- 持ち物には必ず名前の記入をお願いします。
- 貴重品及び現金 は紛失・盗難のおそれがありますので各自で責任を持って管理してください。紛失が生じても当 院は責任を負いかねます
- 総室では冷蔵庫・テレビの使用にテレビカードが必要です。
- 総室ご利用のお願い:総室でのテレビのご使用にはイヤホンを使用していただきます。
- 総室ご利用のお願い:携帯電話での長時間の通話は御遠慮いただいております。
- 汚染が続き持参の寝巻きが不足する場合は、病院の病衣を使用させていただく場合があります。(*病衣の使用には費用が発生します。)
- 浮腫などの増強によりこちらから履きやすい靴を御提案させていただく場合が あります。
- 洗面器は不要です。シャンプー・リンス・おしり拭きは病院にご用意があります。
- 衣類は、原則として入浴日(週2回)に更衣します。
- 洗濯物を入れる袋(ビニール袋または防水のエコバックなど)には、患者様のフルネームを記入してください。
- ブルーレイ・DVDプレーヤーなどは、デイルームで個人的に使用できます。
入院中に看護師が荷物の整理を行い収納しきれないと判断した場合は、面会時にご返却する場合があります。
持参の食べ物に関しては、必ず看護師にお伝えください。賞味期限内であっても開封したものや手作りのものに関しては、当日中に摂取できない場合は破棄させていただく場合がありますので御理解ください。
食品を安全に管理できるようご協力お願いします。
病室の収納家具の例
上段
・バスタオル3枚
・フェイスタオル4~5枚
下段
・靴下・肌着など3組程度
※収まる範囲でのお荷物のご持参をご協力いただいております。
・バスタオル3枚
・フェイスタオル4~5枚
下段
・靴下・肌着など3組程度
※収まる範囲でのお荷物のご持参をご協力いただいております。
深さが約10cmと浅く、書類、日用品の収納などにご利用いただいています。
冷蔵庫(写真上段)
テレビカードの100ポイントご利用で、1日冷蔵庫をご使用いただけます。
セーフティーボックス(下段)
鍵は、ご本人管理でお願いしております。
テレビカードの100ポイントご利用で、1日冷蔵庫をご使用いただけます。
セーフティーボックス(下段)
鍵は、ご本人管理でお願いしております。
ハンガーで羽織物や衣類をかけることができます。
下の空きスペースに少量の収納が可能です。
下の空きスペースに少量の収納が可能です。
スタッフ紹介
医師
2名
緩和医療専門医 1名
緩和医療専門医 1名
看護師
看護師 23名
緩和ケア認定看護師 2名
がん性疼痛看護認定看護師 2名
ELNEC-Jコアカリキュラム指導者 1名
緩和ケア認定看護師 2名
がん性疼痛看護認定看護師 2名
ELNEC-Jコアカリキュラム指導者 1名
薬剤師
病棟薬剤師 2名(輪番制)
緩和薬物療法認定薬剤師 1名
緩和医療暫定指導薬剤師 1名(日本緩和医療薬学会 緩和医療専門薬剤師研修施設)
緩和薬物療法認定薬剤師 1名
緩和医療暫定指導薬剤師 1名(日本緩和医療薬学会 緩和医療専門薬剤師研修施設)
看護助手
看護助手 3名
リハビリ療法士
訪室制で若干名
管理栄養士
管理栄養士 1名
ソーシャルワーカー
ソーシャルワーカー 1名
介護支援専門員
1名
ボランティア活動
ティーサービス
アートセラピー
アロマテラピーマッサージ
行事
夏祭り(かき氷、わたあめ、ハーモニカ演奏)
クリスマス
緩和ケア病棟の「今」
現在、新型コロナウイルス感染予防対策により、面会制限を余儀なくされており、緩和ケア病棟も例外ではありません。
こうした状況下において最も必要なことは、患者様とご家族、そしてスタッフがお互いに直面している苦難と課題を理解するために話し合いを行い、共に進んでいくために信頼関係を築くことです。
私たちは、緩和ケアに携わるスタッフとして、これまでに培ってきた苦難と課題を共有する力を活かし、解決しがたい問題について、皆様とコミュニケーションをとりたいと思っています。
患者様とご家族が対面時間が笑顔でありますように、皆様の力になれるようスタッフ一丸となって支援させていただきます。
こうした状況下において最も必要なことは、患者様とご家族、そしてスタッフがお互いに直面している苦難と課題を理解するために話し合いを行い、共に進んでいくために信頼関係を築くことです。
私たちは、緩和ケアに携わるスタッフとして、これまでに培ってきた苦難と課題を共有する力を活かし、解決しがたい問題について、皆様とコミュニケーションをとりたいと思っています。
患者様とご家族が対面時間が笑顔でありますように、皆様の力になれるようスタッフ一丸となって支援させていただきます。
病室のご案内
タイプ | 部屋数 | 金額 |
---|---|---|
総室(4人部屋・トイレ付・テレビ有料) | 4室 | 0円(税込) |
個室(1人部屋・トイレ付・テレビ無料) | 8室 | 18,700円/日(税込) |
特別室(1人部屋・浴室・トイレ付・キッチン付・テレビ無料) | 1室 | 38,500円/日(税込) |
総室
総室では冷蔵庫・テレビの使用にテレビカードが必要です。
お願い:総室でのテレビのご使用にはイヤホンを使用していただきます。
携帯電話での長時間の通話は御遠慮いただいております。
お願い:総室でのテレビのご使用にはイヤホンを使用していただきます。
携帯電話での長時間の通話は御遠慮いただいております。
個室
特別室
家族控室
デイルーム
入浴
寝たきりや車椅子の患者様も、看護師や看護助手が入浴のお手伝いをして入浴できます。
普通のお風呂もありますので、家族様も使用可能です。
普通のお風呂もありますので、家族様も使用可能です。
コインランドリー
3台設置してあります。
寝具
レンタルがあります。
品目 | 利用料 |
---|---|
1種類 着用 | 154円/日(税込) |
2種類 着用 | 308円/日(税込) |
寝具代 (6階病棟家族控え室利用のみ) |
寝具1セット 1,100円/日(税込) ※利用開始から24時間以内を1日とします。 |
お知らせ
- 2023.1.13
- 緩和ケア病棟 ニュースレター第2号(看護学生さん編)
- 2022.11.15
- 地域 to 緩和ケア病棟 第1号を発行しました。
- 2022.9.30
- 寝具代(寝具1セット) 料金改定のお知らせ