ナビゲーション手術のメリット2
実際に術後どれくらいの患者さんが動作獲得できているかを知るために、床に座る、しゃがみこみ、正座、足指の爪切り、床のものを拾う、の5つの動作が可能かどうかアンケート調査を行いました。対象は当科で手術を施行し、半年以上経過した96人です。
その結果、床に座る動作ができる、少し困難だができると答えた割合は術前18%から78%に増加しました。(図5)
同様にしゃがみこみは10%から64%に(図6)、正座は47%から71%に(図7)、足指の爪切りは26%から82%に(図8)、床のもの拾い動作は18%から85%に(図9)、それぞれできる人が増加しました。
これらの動作ができない、したことがないと答えた患者の多くは変形性膝関節症(膝OA)を合併していました(図10)。
その結果、床に座る動作ができる、少し困難だができると答えた割合は術前18%から78%に増加しました。(図5)
同様にしゃがみこみは10%から64%に(図6)、正座は47%から71%に(図7)、足指の爪切りは26%から82%に(図8)、床のもの拾い動作は18%から85%に(図9)、それぞれできる人が増加しました。
これらの動作ができない、したことがないと答えた患者の多くは変形性膝関節症(膝OA)を合併していました(図10)。
調査の結果、当院でナビゲーションを用いて人工股関節手術を受け、術後の動作制限を最小限にとどめたほとんどの患者さんが床に座る、しゃがみこみ、正座、足指の爪切り、床のものを拾う、の5動作が可能であることがわかりました。また、これらができなかった人の原因の大半は膝関節の問題でした。
私たちは日常生活動作が不安なく行え、高い術後満足度が期待できるナビゲーション手術が今後ますます普及し、人工股関節手術の標準的な術式となることを目指していきます。
私たちは日常生活動作が不安なく行え、高い術後満足度が期待できるナビゲーション手術が今後ますます普及し、人工股関節手術の標準的な術式となることを目指していきます。