ロボティックアーム支援手術
ロボティックアーム支援手術とは?
人工股関節全置換術に使用される人工股関節は、図のようにいくつかの機器によって構成されています。人工股関節全置換術において、高い精度でカップが設置されることが、手術後の人工股関節の脱臼、再置換の低下につながると言われています。カップの設置角度は、手術を行う医師の技量、経験によるところが大きく、医師によってばらつくことがあると言われています。
当院での手術では、日本ストライカー製の「Makoシステム」が使用されます。Makoシステムは、医師によるカップの設置を補助する手術支援ロボットで、2017年に製造販売承認を取得しました。
Makoシステムによりコンピューター制御されたロボティックアームが、手術前の計画通りの角度にカップを設置できるように医師を補助することで、Makoシステムを使用しない手術よりも、高い精度でカップが設置できることが期待されています。
当院での手術では、日本ストライカー製の「Makoシステム」が使用されます。Makoシステムは、医師によるカップの設置を補助する手術支援ロボットで、2017年に製造販売承認を取得しました。
Makoシステムによりコンピューター制御されたロボティックアームが、手術前の計画通りの角度にカップを設置できるように医師を補助することで、Makoシステムを使用しない手術よりも、高い精度でカップが設置できることが期待されています。
ロボティックアームとは?
コンピューター制御された「機械の腕(アーム)」のことで、自動で動くものや人が操作して動かすものなどがあります。
この先進テクノロジーを使った人工股関節置換術用および人工膝関節全置換術用のロボティックアームは、医師が操作をして動かすもので、傷んでいる骨を削ったり切除したり、人工関節(インプラント)の正確な設置をサポートします。
この先進テクノロジーを使った人工股関節置換術用および人工膝関節全置換術用のロボティックアームは、医師が操作をして動かすもので、傷んでいる骨を削ったり切除したり、人工関節(インプラント)の正確な設置をサポートします。
ロボティックアームの利点は?
人の手のようにぶれることがなく、正確に動き、また止まることです。人工股関節置換術や人工膝関節全置換術に使用するとナビゲーションで計画した通りに手術器具を移動することができ、人工関節の固定も正確な角度で設置することが可能になります。
このロボティックアームは、少しでも計画から外れた動きをしようとすると停止します。身近なものに例えると車の自動ブレーキのようなもので、治療計画にない動き、つまり、削ったり切除したりする必要のない部位にさしかかったり、インプラント設置の位置がずれたりすると停止する仕組みになっています。 ナビゲーションシステムとあわせて使用することで治療計画通りの安全かつ正確な手術を可能にします。
このロボティックアームは、少しでも計画から外れた動きをしようとすると停止します。身近なものに例えると車の自動ブレーキのようなもので、治療計画にない動き、つまり、削ったり切除したりする必要のない部位にさしかかったり、インプラント設置の位置がずれたりすると停止する仕組みになっています。 ナビゲーションシステムとあわせて使用することで治療計画通りの安全かつ正確な手術を可能にします。
海外での手術実績は?
ロボティックアームを使用した手術は、ヨーロッパ、アジア諸国ですでに導入され、これまでに20万例を超える手術実績があります。