人工関節置換術に対するリハビリテーション
入院から退院までの流れ
手術前
入院後、リハビリ科医師による診察を受けていただきます。その後、理学療法士がお身体の状態(脚の長さや太さ、関節の動きや筋力、痛みの程度など)を評価せていただきます。
※ 太もも・ふくらはぎの太さを測ります。なるべく膝上までめくれるズボンをご準備ください。
手術後
手術翌日
病室にてリハビリがはじまります。車椅子に乗ってトイレに行く練習を行います。
術後2日目〜7日目
リハビリ室で練習を行います。関節を動かしたり平行棒や歩行器を使って歩く練習を行います。
術後8日目〜14日目
杖を使って歩く練習を行います。
術後15日目〜21日目
階段昇降や屋外歩行の練習を行います。
退院
退院後の注意事項や自主トレーニングの方法を確認して退院となります。
リハビリテーションの期間について
当院でのリハビリテーション期間の目安は、人工股関節全置換術後が3週間、人工膝関節全置換術後が4週間となっています。
当院では人工股関節全置換術後患者様においては、全体の半数以上の方が21日以内に、大多数の方が24日以内に退院しています。また14日以内に退院される患者様も全体の10%程度いらっしゃいます。
しかし、痛みがあったため長い間歩くことができなかった方は筋肉が落ちてしまっていることが多く、歩く機能の回復に時間がかかることがあります。その場合、当院には回復期リハビリテーション病棟があるため病棟をうつって入院リハビリテーションを継続して頂くことが出来ます。
当院では人工股関節全置換術後患者様においては、全体の半数以上の方が21日以内に、大多数の方が24日以内に退院しています。また14日以内に退院される患者様も全体の10%程度いらっしゃいます。
しかし、痛みがあったため長い間歩くことができなかった方は筋肉が落ちてしまっていることが多く、歩く機能の回復に時間がかかることがあります。その場合、当院には回復期リハビリテーション病棟があるため病棟をうつって入院リハビリテーションを継続して頂くことが出来ます。
リハビリテーション満足度について
2017年10月~12月に人工股・膝関節全置換術後施行された患者様を対象に退院時アンケートを実施し、当院のリハビリテーションに対する満足度の調査を行いました。