変形性膝関節症
変形性膝関節症
膝関節
膝関節は大腿骨の下端と脛骨の上端からなる関節で、曲げ、伸ばしに大きな動きを許容する、いわゆる蝶番関節です。関節の表面は関節軟骨で覆われており、これによって関節は滑らかな動きや衝撃の吸収が可能になります。膝関節の変形
膝関節に問題が生じると、関節軟骨がすり減ったり、骨の形が変形したりすることがあります。その結果、関節の痛みが生じ、動きが制限され、ひどい場合には体重を支えることも困難になります。膝関節の場合、水がたまったりO脚やX脚になる方もおられます。変形性膝関節症の治療
運動療法、装具、薬物療法(内服薬、関節注射)などの保存的治療もあります。また、膝関節症の進行を予防するという観点から、場合によっては高位脛骨骨切り術という手術を行う場合もあります。 しかし変形性膝関節症が進行し、症状や骨変形、軟骨の傷害が高度になると前述のような治療法で治る可能性は少なくなります。このような場合に人工関節を用いた治療を行います。